レブロの図面情報をスパイダープラス株式会社の「SPIDERPLUS® 」に受け渡し、風量測定情報、コンセント試験情報、幹線設備試験情報、防火区画貫通部の確認、照度測定(非常照明)・(一般照明)、圧力試験、スリーブ確認の連携が行えます。レブロで作図した測定対象の位置や風量などの属性を「SPIDERPLUS® 」で読み込みます。また、「SPIDERPLUS® 」で測定した情報をレブロで読み込み、プロパティに取り込むことができます。

 

フロー

セットアップ

  1. レブロの[アドイン]タブで[新しい機能の追加]をクリックし、「SPIDERPLUS連携」をインストールします。

レブロ → SPIDERPLUS®

  1. 追加したアドインから[SPIDERPLUSに出力]を行うと、コマンドの画面で出力する測定情報の種類を選択し、画面に従い[OK]すると、専用ファイル(*.RebroLinkToSpiderPlus)が作成されます。
  2. SPIDERPLUS®のPC管理画面で、専用ファイルを出力したレブロ図面を開きます。
  3. 【風量測定】の場合
    PC管理画面上のメニュー「風量測定リスト」から開くダイアログに、専用ファイル(*.RebroLinkToSpiderPlus)をエクスプローラーからドロップします。
    【コンセント試験・幹線設備試験】の場合
    PC管理画面上のメニュー「測定」の「コンセント」/「盤」から開くダイアログに、専用ファイル(*.RebroLinkToSpiderPlus)をエクスプローラーからドロップします。
    【照度測定(非常照明)】の場合
    PC管理画面上のメニュー「測定」の「一般照明」-「CSV取込」から開くダイアログに、専用ファイル(*.RebroLinkToSpiderPlus)をエクスプローラーからドロップします。
    【防火区画貫通部の確認・スリーブの確認】の場合
    PC管理画面上のメニュー「CAD連携ファイル入出力」から開くダイアログに、専用ファイル(*.RebroLinkToSpiderPlus)をエクスプローラーからドロップします。
    【圧力試験】の場合
    PC管理画面上のメニュー「測定」の「水圧試験」-「CAD連携」から開くダイアログに、専用ファイル(*.RebroLinkToSpiderPlusJSON)をエクスプローラーからドロップします。
  4. 【風量測定】の場合
    図面の測定ポイントにマークが表示され、基準フロア、部屋名、ダクト用途記号(SAなど)・器具名称・機器番号・風量が取り込まれます。
    【コンセント試験】の場合
    図面の測定ポイントにマークが表示され、基準フロア、部屋名、回路番号、電圧が取り込まれます。
    【幹線設備試験】の場合
    図面の測定ポイントにマークが表示されます。
    【照度測定(非常照明)】の場合
    図面の測定ポイントにマークが表示され、基準フロア、部屋名、非常用照明の電灯の種類が取り込まれます。
    【防火区画貫通部の確認】の場合
    図面の防火区画貫通部にカメラアイコンが表示され、名称、防火区画貫通、用途、基準フロア、防火区画が取り込まれます。
    【スリーブ確認】の場合
    図面のスリーブにカメラアイコンが表示され、ナンバー、名称、種別、用途区分、用途、基準フロアが取り込まれます。
    【圧力試験】の場合
    図面の測定ポイントにマークが表示され、圧力試験・計測する系統の位置情報が取り込まれます。

SPIDERPLUS® → レブロ

  1. 【風量測定】の場合
    SPIDERPLUS®のPC管理画面上の「風量測定リスト」で[Rebroファイル出力]を行うと、専用ファイル(*.RebroLinkFromSpiderPlus)が作成されます。
    【コンセント試験・幹線設備試験】の場合
    SPIDERPLUS®のPC管理画面上の「測定」の「コンセント」/「盤」にある[Rebroにエクスポート]を行うと、専用ファイル(*.RebroLinkFromSpiderPlus)が作成されます。
    【照度測定(非常照明)】の場合
    SPIDERPLUS®のPC管理画面上の「測定」の「一般照明」-「CSV取込」にある[Rebroにエクスポート]を行うと、専用ファイル(*.RebroLinkFromSpiderPlus)が作成されます。
    【照度測定(一般照明)】の場合
    SPIDERPLUS®のPC管理画面上の「測定」の「一般照明」-「CSV取込」にある[Rebroにエクスポート]を行うと、専用ファイル(*.RebroLinkFromSpiderPlusJSON)が作成されます。
    【圧力試験】の場合
    SPIDERPLUS®のPC管理画面上の「測定」の「水圧試験」-「CAD連携」にある[Rebroにエクスポート]を行うと、専用ファイル(*.RebroLinkFromSpiderPlusJSON)が作成されます。
  2. レブロのアドイン[SPIDERPLUSからの読み込み]コマンドで、専用ファイル(*.RebroLinkFromSpiderPlus)を開きます。(照度測定(一般照明)の場合、専用ファイル(*.RebroLinkFromSpiderPlusJSON))
  3. コマンドの画面では、SPIDERPLUS® で測定した情報の取り込みについて設定します。[OK]すると、測定情報を取り込むことができます。
    <照度測定(一般照明)の場合>
    測定情報に加え、測定ポイントに図面マーカーを配置、更新することができます。

 

システム要件

    • Rebro® 2018 SP1(Rev.4.2)以降
      ※Rebro® 2018以前のバージョンをご使用のお客様は、サポートまでお問い合わせください。

 

注意事項

SPIDERPLUS® で専用ファイル(*.RebroLinkToSpiderPlus、*.RebroLinkFromSpiderPlus、*.RebroLinkFromSpiderPlusJSON)のインポート、エクスポートを行うには、SPIDERPLUS® にオプションが必要です。

SPIDERPLUS® の詳細につきましては、スパイダープラス株式会社にお問い合わせください。

SPIDERPLUS® スパイダープラス株式会社の登録商標です。SPIDERPLUS® について詳しくはこちらをご覧ください。