Q. 照度分布図を作成したい
A. [アドイン]-[照度分布図]コマンドで作成します
①[アドイン]タブ-[照度分布図]コマンドを起動します。
補足説明
[照度分布図]コマンドは、[アドイン]タブの[新しい機能の追加]から追加できます。
②照度分布図を作図する範囲の指定方法を選択します。
・対角の2点を指定–部屋の対角の2点を指定します。
・任意の端点を指定–指定した順に頂点を結んで部屋を指定します。
・部屋を選択–部屋要素を選択します。部屋は1部屋ずつ計算します。
➂天井高さ、作業面高さ、反射率を設定します。
④図面上で照度分布図を作成する範囲(作図方法が「部屋を選択」の場合は部屋)を指定します。
照度分布図が作成されます。
⑤[照明器具表を配置する]、[計算結果表を配置する]にチェックを入れた場合は、続けて表の配置位置を指定します。
表が作成されます。
補足説明
照度分布図は、記号ごとに設定している配光データと高さを基に作成しています。
配光データと高さは、照明器具を選択し、コンテキストメニューから[編集]をクリックすると開く、[単線記号の編集]ダイアログで
設定変更が可能です。
配光データ
照明器具記号の配光データは、[単線記号の編集]ダイアログの[配光データ]タブで設定します。
メーカーが特定されていない「標準品」と、パナソニック株式会社エコソリューションズ社が提供する「パナソニック製品」の2種類から選択できます。
高さ
照明器具記号の高さは、[単線記号の編集]ダイアログの[高さ]タブで設定します。(出荷値は「天井面」で設定されています。)
[設定]-[一般]タブ-[配管・ダクト・電気共通]-[設計作図]で実際の高さの数値を設定しています。
(天井面の高さの出荷値は「2300」で設定されています。)
配置した記号の高さは[プロパティ]の「高さ」の項目で変更可能です。
指定した範囲内に複数の照明器具があり、各々異なるフロアにある場合、一番下のフロアにある照明器具を基準に
照度分布図が作成されます。