ツール
Excelデータリンク
機器表や発注書、電気負荷容量計算書、機器管理台帳など、Excel形式の情報とレブロのモデルデータの属性情報を相互に連携することが可能です。データリンクコマンドのセル指定により、フォーマットを限定することなく情報の入出力が行えます。
機器表の取り込み
レブロなら機器表に入力された情報を、BIMデータとして取り込むことができます。
機器表のフォーマットは各社各様ですが、データリンクコマンドの柔軟なセル指定方法により、取り込むフォーマットを限定しません。
また、情報は機器表から取り込むだけでなく、レブロの機器に設定されたプロパティ情報を機器表に出力することもできます。
発注書の出力
ダンパーに限らず、レブロで作図した図面から発注書をExcel形式で出力することができます。
Excelの書式を用意し、必要なプロパティを割り当てることで、Excelファイルを発注書として利用することができます。
Excelを出力する対象は個別に指定できますので、工事の進捗に応じて、必要な範囲に限って発注書を作ることができます。
機器管理台帳
BIMデータを竣工モデルとして完成させると、機器管理台帳の形でExcelファイルに保存できます。
メンテナンス時期は、エクセル上で更新し、再びレブロのBIMデータに反映するといった利用が可能です。
分電盤に表を利用
データリンクコマンドはExcelファイルの取り込み、出力だけではなく、表としてレブロ図面に貼り付けることができます。
貼り付けた表は要素のプロパティと連動しますので、分電盤として利用した場合、照明器具の負荷容量と同期して動きます。Excelに埋め込まれた計算式も機能しますので、負荷容量の合計値をSUM関数で合計するといった利用が可能です。
カスタムプロパティ
ユーザーが目的に合わせて自由にプロパティ項目を設定できます。プロパティの値毎に図面やCG上で色分け表示が可能です。

ナンバリング
ダンパーや弁類、電気配線など、任意の部材のカスタムプロパティにナンバリングが可能です。
Excelのデータリンクと組み合わせることでバルブリスト等に利用できます。
活用例)弁へのナンバリング
系統管理
冷媒系統

「系統管理」パネルに、図面上の機器・器具や配管・ダクト・ケーブルラックなどを自由に分類し、色分け表示することができます。登録した系統は、Excel形式で保存可能です。
照明器具 回路番号

給水系統 バルブの影響範囲

系統管理の仕訳ルールでは「部材情報」や「すべてのプロパティ」を使用できます。
活用例)用途ごとに材料を確認
活用例)ダンパーの種類(FD、VDなど)を色分けし確認
・系統管理のプロパティで編集およびプロパティの合計値を表示。
梁貫通可能領域
梁の貫通可能領域を設定し、図面上で確認しながらスリーブの配置検討が可能。外部参照ファイルの梁に対しても梁貫通可能領域の配置に対応。スリーブ位置・サイズ・スリーブ間隔のチェック結果をリストや断面図に表示しNG箇所の確認も容易に。
干渉検査
躯体と配管・ダクト・ラックなどの設備との干渉検査をすることができます。干渉対象物を絞り込んでの検査も可能です。また、他CADで作成された3D建築データとの取り合いも確認ができます。干渉リストと図面、CGは連動しますので、相互に情報を確認しながら修正を行えます。
拾い集計
拾い集計に標準対応しています。集計表は自由にカスタマイズして、用途別・材料別などの目的にあわせて作成することができます。配管長さやダクトの面積、継手の個数などを自動集計し、集計結果をExcelに出力します。
部材・機器の検索機能
レブロの部材や機器は、メーカー名や材質などの属性を持っています。 検索機能はこの属性をキーにして、 部材が図面内のどこに配置されているかを見つけ出し、その場所を拡大表示する新しい機能です。 キーワードを入力することで、ウェブ検索のように結果を一覧表示します。 検索結果をクリックすると、画面はその部材の位置まで自動的にスクロールし、 検索対象の部材を丸で囲んで引出し線で表示します。
機器情報の管理(ハイパーリンク)
CGウィンドウでは、モデル内に含まれるすべての機器をツリー表示します。ツリー内の機器を選択すると、 その機器が配置されている位置まで自動的に視点が移動します。 また、フロアごとにその機器の台数をカウントし、一覧表で表示しますので、機器台数の把握も容易に行えます。 機器のプロパティ表示により、機器の型番や能力などの属性を確認できるのはもちろんのこと、 ハイパーリンクを設定することで、能力線図や点検記録などの図面の外部にあるファイルと関連付けて、情報を一元管理することができます。
デモ動画をご覧いただけます。
配管加工
配管加工
定尺編集機能で管割りをすることができ、パッキンを挿入することが可能です。 管割り後にナンバリングをし、配管加工集計表などの各種帳票を出力することができます。
デモ動画をご覧いただけます。
加工の設定
配管の定尺や重量、加工代(ねじ込み代、差し込み代、フレア加工代)、溶接DBを設定できます。 設定した数値に基づいて切断寸法や重量、溶接DBを算出し、ユニット図に出力します。
加工代設定一覧
定尺の編集
作図した配管を定尺長さや指定長さでフランジやソケットで割ることができます。 管割時にパッキンを挿入することも可能です。
パッキン
配管作図時に予めパッキンを挿入し作図する方法、配管作図後にパッキンを追加する方法に対応しています。 パッキンに色を設定できるため、パッキン挿入部の確認が簡単に行えます。
バーリング
枝管作図時にコンテキストメニューよりバーリングが選択できます。 加工設定では、作図時のバーリング高さが設定できます。プロパティで作図後に高さの変更も可能です。

サドル
サドル部材を用意しています。枝管作図時にコンテキストメニューよりサドルが選択できます。 また、メイン管にサドルを先置きして作図することもできます。

ベンダー管
ベンダー管の作図に対応しています。 鋼管・ステンレス管・一般配管用ステンレス鋼管のベントの曲がり半径が設定できます。 作図後の曲り半径や継手の変更はプロパティで編集可能です。

ナンバリング
作図した配管に、加工集計・ユニット図に反映する番号を設定します。
ユニット図・加工集計表
番号を設定した配管をユニット図や加工集計表に出力します。 ユニット図出力時に、継手や寸法線などの傍記文字を自動記入します。